部下が成長しない原因と対策①
仕事の難しさを感じる時多くのケースで人の問題に行き着きます。
殆どの組織において、組織の臨む成果を出すエースというのは少数派となり、成果を出すと上に上がるため、課長クラスのミドルマネジメントはエース、部下は次期エースと多数のそうではない人たちという構図が出来上がります。
こんな気持ちになった事はないでしょうか。
これは私の実体験での話です。エースと呼ばれ圧倒的な成果を出し、人の上に立つ様になって陥った事です。
部下に仕事をお願いしたのに進まないことがしばしばありました。
なんでこんな当たり前の事が出来ないのか。
何もそんなに難しいことお願いしてないのに。
できないなら相談してよ。
せめて出来ないなりにもがいてよ。
こんな気持ちに私はよく陥ってました。
部下と話すときは理詰めで話してしまうので、部下は何も言えなくなってしまう。
自分の理詰めの内容が合ってようと間違っていようと、部下のモチベーションは上がらず、当たり前だと自分が思う事をその後も部下が実施してくれるという事はありませんでした。年上の部下の場合は理詰めで話をしていると感情的にキレられてしまう事もしばしば。こんな事が続いていたので人間関係も良いものとは言えない状況です。
こういった状況下は何故発生するのか、どう変革していくのか。
まず私が前提に置くべきだと感じたのは、部下は自分とは違うという事、自分を起点とした論理で人を動かそうとしてもそもそも当てはまりらないという事。論理の落とし穴は暫定を正しく捉えないと正しい答えに近づく事はできません。私はまず考え方やに対する考慮が欠けていだのです。
例えば仕事というものの捉え方何のために働くかも人によって異なります。仕事にやりがいを求める度合いも成長に対する必要性に対する認識も違います。そもそも考え方が違う人に対して、自分のロジックで動けという方が難しい事なのでなかったかと今では思うようになりました。
ではエースは組織の少数派という前提のもとにどう考え方の事なる人が集まる組織で、臨む成果を出すのか。
次回に続きます。