顧客思考は自分事から。その先のコンサル視点
前回問題解決には顧客思考と論理的思考が重要だというお話をしました。
顧客の思考を考えるにはどうしたら良いか。
顧客だったらどう考えるか。顧客の立場によっても推測が可能です。管理者ほど企業自体の目標に資することを求められます。一方で現場ほど企業の目標ではなく、現場の業務をどう回していくかということに目線が行きます。
クライアントの立場は様々ですがベースは自分の立場ならどう考えるかだと思います。自分が顧客企業の部門長ならどう動くか。担当者なら何を思うか。自分事に置き換えることが重要だと思います。自分にフォーカスする必要があります。
一方で気をつけなくてはいけないのは、相手の立場を理解しつつ、相手の立場に縛られない事です。例えば現場の気持ち考えすぎて動けなくなるということもあります。
コンサルに求められる機能ということを念頭に置いた上で、あくまでも外部の立ち位置である事が重要です。
自分の問題として捉えられるか、一方で客観的な立場で捉えられるか。バランス能力が求められる気がします。
ちなみに私はまだ30代前半なので、キャリア的に部門長クラスのマネジメント視点は不足しがちです。そこを補う上でも、書籍などからマネジメントの方の視点を得ようと試みており、それは成果として繋がっている気がします。
日々勉強ですね。これホント大事。