コンサルタントの仕事術〜成果を示すデータ作り〜
コンサルタントの成果は時として非常に定性的で、最終成果を報告する際の特に上級マネジメントへの説明をする際に数値で成果を示さないと成果に納得してもらえないという事態が発生します。
例えばルールを作る仕事。
標準化されました。属人化が解消する仕組みができましただけでは納得感はないです。
そのためコンサルタントとしては、必ず成果を示すデータを作り込む必要があります。
これはコンサルタントだけでなく、自社で改善をする時も同様だと思います。
分かりやすい例は、顧客満足度向上。
顧客満足度向上の施策だけを設計しても、成果が施策を考えましたでは、通用しません。
施策を設計する前に、現状の顧客満足度を調査して、基準点が分かって初めて施策を実行した後の成果が説明できます。
いかにデータを作り込むことこそが、案件を上手くクロージングできるかどうかに関わってくるのです。
提案の際は顧客担当者は施策を打つ事にしか興味がなかったとしても、コンサルとしてデータ作り込む段階を設けるようにしましょう。
データの作り込みの例は次の機会でお話しできればと思います。