コンサル的思考実験と読書メモブログ

ITコンサルタントが身を持って学んだこと、フレームワークの使い方、書評などを挙げていきます。IT企業や企業内IT部門の管理者やリーダ層の方、ITコンサルタントを目指す方に参考になる情報発信できればと思います。

ITIL活用〜まずはサービスカタログを作るべし〜

最近コンサルに入ると最初にサービスカタログを作る事が多いです。

 

ここでいうサービスカタログとは、顧客に対する提供サービスを一覧化したものではなく、自分たちの業務一覧を指しています。

 

技術サービスカタログと言っていいかもしれません。

 

なぜサービスカタログを作るのか。例えば効率化したいと言った時、大事なのは効率化の成果をどう測るかという点となります。その成果の測定方法を作らずに進めると、改善の成果を語る事が難しくなり、結果として改善主体となる自分たちの改善に向けたモチベーションを維持する事は難しくなります。

 

改善した結果が数字に現れると張り合いが出ますし、活動の妥当性を証明できます。

 

そこでまずはサービスカタログを作成して、それに基づいて工数を取れるフォーマットを用意します。会社によってはOBPMなんかを使っているケースもあると思います。

 

アウトソーシングで運用を請負う会社でこれが無ければ、まず契約の見直しは難しいでしょう。

 

じゃあどうやって作っていくのが良いのか。

かなりここはノウハウが必要なので、細かい話になってくるので、また別の機会に話ができればと思います。