ビジネス推進、マネジメント人材は育成できるのか①
今日ある企業の事業部長と継続中の仕事の件で話したい時の話。
ただ直接の用件だけではと思い、私なりの御社の課題をまとめていきました。マネジメントの向いている方向や意識、考え方を探るためにもこう言った事は大事と思ってやっています。
そこで挙がった話。
御社の人材は対応力があり、現場での実務能力が高く、ビジネス的にもそれが育つ土壌がある。一方でビジネス感覚やマネジメント能力が育っていないのではないか。
いわゆるPLレベルまでは育つが、マネジメントと対峙し、提案ができる人材が育たないという推察自体はおっしゃる通りと当たっていた。そこで興味深く生々しい意見を伺うことができた。弊社ではそう言った人材は育てられるものではなく、素養があるものが出てくるものだと。
これは非常に率直で現実的な言葉である。見回してみて、ビジネス感覚があり、マネジメント能力がある人材を頭に浮かべると育てられたというより、その人の意志によって頭角を現したと考える方が私としてもfitするのである。では果たして我々はヒーローを待つしかないのか。確率論で当たりを待つしかないのだろうか。
私なりの答えは次回述べます。
次回を読む前に一度自分ならどうするか考えてみてください。もしマネジメントの方なら具体的に自分がした事を振り返ってみてください。このケースにどう対処するかで貴方のマネジメントスタイルが分かるかもしれません。