システム運用における課題と官公庁でのトレンドその1
こんばんはatomです。
このところ官公庁系の話題です。
最近の官公庁のトレンドとして、調達仕様の中に記述される運用業務にITILに基づくといった要件が記述される事が多くなってきました。
また、SLAやKPIを具体的に提示することも求められており、構築に強みを持っていても運用については体系的な運用モデルなかったりSLA設計に苦しんでいるベンダも多くいると感じます。
運用は、どちらかといえば開発よりは脚光が当たらず、投資もされづらい領域だと思いますが、実は顧客視点で考えると運用に課題を感じる官公庁が多く、提案価値向上の要素が非常に大きな部分でもあります。
入札案件の構造上、ベンダー側の改善の必然性がないことも、より運用が評価対象となる要因だと思います。
ここら辺の価値に気づいている企業はまだまだ多くはなく、取り組みが早い企業と従来型の構築だけを事業ドメインにしている企業と差がついていくのでは、とちょっと感じたりしてます。
今日はこの辺で。ではおやすみなさい。