コンサル的思考実験と読書メモブログ

ITコンサルタントが身を持って学んだこと、フレームワークの使い方、書評などを挙げていきます。IT企業や企業内IT部門の管理者やリーダ層の方、ITコンサルタントを目指す方に参考になる情報発信できればと思います。

コンサル仕事と心構え

こんにちは。atomです。

 

コンサルタントという仕事は人に伝えづらいと感じる事が多くあります。

 

私の妻は建築士をしてますが、説明しやすく、その後の話が広げやすくちょっといいなぁと思ったりもします。

 

もちろん私はコンサルタントという仕事に愛着と少しの誇りを持っていますが。汗

 

余談はさておき、コンサルタントが人に伝えづらいと思う要因の一つとしては、IT組織の問題解決を支援するという一言では伝えきれない多種多様な仕事をする点があると思います。

 

仕事の大きな流れの例としては、

 

1.IT組織のありたい姿を策定する。

 

2.ありたい姿を実現する上での問題を特定し、原因を分析する。

 

3.対策案を立案し、実行まで支援する。

 

4.実行状況からさらなる改善を進める

 

といった大枠の流れがあります。

 

ここで様々なフレームワークや人、組織、プロセス、ツール、パートナーの活用などITILで語られる4つのP(Peaple,Process,Products,Partner)やBSC(Brance score card)などの切り口で検討軸を揃えていったりもします。フレームワークはこれからも紹介していきますね。

仕事の詳細もまた別の機会にでも。

 

中々説明がしづらい多種多様なコンサルタントの仕事ですが、大事にすべき心構えに触れてみたいと思います。

 

コンサルタントの仕事ではクライアントがより評価されるようにするという点が非常に重要だと思います。

 

企業の経営課題に対してIT組織が貢献する状態を作る事がITコンサルの大命題です。そこに対して提案をして、お金を頂いてるわけですし。

 

ただ、そういったビジネスとしての大義とは別に、一コンサルとして心構えとしては私にはとてもしっくりきています。

 

これは多種多様な支援が求められる中で、共通したミッションである気がします。

 

コンサルの仕事は同じ事をしても、成果としての受け取り方は一定ではないです。

 

定量的な効果を作り込む事ももちろんしますが、それでも納得してもらえない事もあります。ただ、クライアントが評価されている状況を作って納得されない事はまずないです。

 

その為、当初予定した成果とともにいかに評価されるように支援をするか、ここにコンサルタントの仕事難しさと面白さがあるかなと。

 

ちょっと長くなってしまったので、そういう想いに至ったエピソードなどは、また別の機会に書いていければ思います。

 

今日はこれから少し仕事をして、買い物に行ってきたいと思います。

 

それではまた。