食から学ぶ持続可能性システム思考
今日は仕事に関係なくプライベートなお話です。
最近妻が建築士をしている関係で、漆喰塗りなど手伝った方にお呼ばれされて食事をしました。そのご夫婦は奥さんの方が野菜を扱う仕事をしているのですが、そこで興味深い話を聞きました。
そこで挙がったのはダンバーバーというシェフの方のお話です。ちなみにtedでプレゼンしたり本も非常に面白いです。
食の未来のためのフィールドノート・上: 「第三の皿」をめざして:土と大地
- 作者: ダン・バーバー,小坂恵理
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2015/09/18
- メディア: 単行本
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彼の話が面白くてNETFLIXの動画まで見てしまいました。
料理を突き詰めると、食材に行き当たり、食材を突き詰めると、食材の生産現場にたどり着きます。それを持続可能性なシステムの中で作り上げるある種当たり前が生み出すこの上ない美味。共感するのが、それが一番美味しいというところです。
他にも面白いと感じたのは牛の話。牛は名前をつけると美味しくなるそうです。また、実は沢山の牛の乳を混ぜてバターは作られるのが一般的ですが、一頭一頭同じ餌を与えても味が全然違うとのことでした。
人間に置き換えれば当たり前ですよね。一人ひとり異なると人間だと分かるのに牛に対してはそうは見れない。
当たり前だけど、なかなかそういった視点で考えることがないことってありますね。
ダンバーバーさんではないですが、持続可能性なシステムを作り上げるという点に自分は凄く魅力を感じます。ビジネスにおいても、関係者がそれぞれメリットを享受できるスキームを考えたり、一過性ではなく続ける事でさらなるメリットが享受できる。そんな仕組みを作り上げることに自分はロマンを感じてしまいます。
ご興味があるかたは、是非ご一読を。