コンサル的思考実験と読書メモブログ

ITコンサルタントが身を持って学んだこと、フレームワークの使い方、書評などを挙げていきます。IT企業や企業内IT部門の管理者やリーダ層の方、ITコンサルタントを目指す方に参考になる情報発信できればと思います。

コンサルタントの仕事術〜健全な働き方〜

こんにちは。atomです。

 

今日は働き方について話をしてみようと思います。

 

貴方の周りにこんな方はいませんか?

 

とても真面目で一生懸命だけど、いつも仕事に追われて大変そう。能力が低いわけではないのに仕事がなかなか進まない。

 

私の周りにも、そして私自身も以前はこんな仕事の仕方をしていました。

 

ひたすらに一生懸命やる。

常に短距離走の連続の様な仕事。

なんだか分からないけど負の連鎖の様な状態。

 

これは健全とは言えない働き方だと思います。

 

追い立てられて自分を磨く事も、新しい事に臨むモチベーションも下がっていきます。

 

ではどうすればいいのか。

 

私は仕事における借金を作らない事を作らない事を意識しています。

 

借金といっても言葉の通りの意味ではなく、マイナス要素を作らないといった意味合いです。

 

例えば、依頼されていた仕事を納期通りやらなければ依頼主に対して、負い目ができるので交渉はしづらくなります。

 

この負い目を借金と表現しているのは、借金は金利がかかるため余計な仕事を生み出します。

借金は時間とともに増えていくのです。

 

利子を返すだけに追われてしまう自転車操業は、やがて破綻します。

 

納期遅延に対するリガバリプランの作成、報告などさらにやらなくてもいい仕事が増えていくので、そちらに手がとられて本来進まなくてはいけない仕事が更に遅れます。

 

納期遅延の例のポイントは最初の計画になります。

 

ここの精度が甘ければ、結局やりきれず借金を作るリスクを作り込んでる事になります。

 

なかなか納期がコントロールできず借金体質な方は、まず自分ができると考えたその計画に対して根拠が述べられるかセルフチェックをしてみてください。

 

また、すでに借金を抱えていると感じている方はとにかく一定期間注力して借金を返す事に取り組むべきだと思います。

 

もし部下がそうであったなら、借金体質な働き方を長期的に指導するとともに、まずは借金返済を手伝ってあげてください。

 

では今回はこの辺で。