新規事業開発の主要成功要因とは!?
おはようございます!atomです。
今日は新規事業開発に関するお話です。
自社で新規事業開発の仕組みを構築しようと悪戦苦闘している気づきなんかを書いてみます。
そもそも何故新規事業開発の仕組みを作ろうと思ったか。
一言既存の事業だけでは、将来的には会社が立ち行かないと考えたからです。
自分で新規事業を考える事も視野に入れつつ、そんなに簡単にビジネスを継続して採算取れるものには出来ないと考えたので、仕組みを作っとこうといったところです。
最初は新規事業開発の制度作りから始めました。
アイデアを募り、一次承認通ったものは一定のパワーを割いて事業計画を作る許可を得る、最終承認を通ると予算化され事業化していく。主にビジネスのアイデアを創る、0から1を増やす試みとして纏めた。
それに伴う活動やルール、運営主体など制度は月一の研究活動で半年で形になった。多分3ヶ月でも出来たと思う。
経営にプレゼンして、意見を聞くと本当にビジネスしたいと思う人は制度どうこうではなく、すぐに動く、アイデアだけには価値がないと差し戻しとなった。
そこから思考を深めていく。
投資にたるビジネスかどうかをどう判断するか。それは、ビジネスプランだけでなく、それを進める人も信用に足るか。という事である。
そして、その人という要因を制度や啓蒙活動で育てる事が出来るのか。
事業を立ち上げる上では、想定しない問題解決の連続となる。それは物凄くパワーがいるし、自分の考えを信じ切らないと進む事は出来ない。
色んな人の話を聞いたり、書籍やwebなど個人で手に入る情報はかなり調査したと思う。
ちなみに一部ですが参考にした書籍を挙げます。
制度設計には、この本がオススメです。
新規事業・成功の〈教科書〉 ―200社以上に命を吹き込んだプロ中のプロが教える
- 作者: 坂本桂一
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2010/04/09
- メディア: 単行本
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他にもかなり乱読しましたが、この本が特に気になりました。
イノベーションパスの中に記載される人の要素の部分です。
事業開発には、必ず確固たるモチベーションが必要になる。
その一歩を踏み出し、アクセルを踏み続けるには、何が必要なのか。
お金?お金が欲しいだけなら程度にも寄るがフリーで食べれるだけの能力と人脈をつければ、それなりの対価は得ることができる。
名声?人の評価だけでキツイ思いできる気がしない。
実際に企業した人の話では、見たことのない景色が見えると表現してましたが、きっと最終的に面白いと思ってるからなのではないか、後は自分のプランに可能性を感じてるからではないかと感じている。
コンサルという仕事をすると、基本的にはロジカルに物事考える様になりますが、この領域はロジカルではない気がする。
自分は山登りを趣味としてるので共感できる部分が多い。
何故山に登るのか。
面白いからに決まってる。
もちろん一歩一歩はツライが、ふっと見回すと見たことのない景色に出会えたりする。山登りはルートが基本的には決まってるので、不安と闘うことはないが近いものがある気がする。
では、どうやったら面白がれるのか。
そう言う気質は後天的に身に付けることができるのか。
ここら辺が目下の検討テーマです。
クライアントともこんな話をすると、なかなか仕事を面白がれていないのではないかという話がでる。
コンサルディングをしていても、自身で事業開発を模索しても人の要素は必ず付いて回る、さらに深掘りしていこう。
IT組織の人に関わる部分の実態なんかも書いていこうと思います。