私はコンサルタントとして自分で受注して、自分で対応しきる所までやります。 有難い事に新規のお客様の提案においても、提案機会までこぎつけたケースでは大体50%くらいのケースで受注する事ができます。 残りの25%は時期がずれ込んでしまう。残りの25%が敗…
大企業の情シス子会社を支援する事が多いこの頃です。 人月でのビジネスでは人材不足が進む中、売り上げ拡大が見込めず、情シス子会社は生き残りをかけて変化が大きくなっている。 事業のデジタル化が進み、親会社のIT機能は事業貢献にシフトが求められてお…
このところ応援してくれる人が徐々に増えてきて、閲覧数も上がってきたり、検索の順位も上がってきました。有難いですね本当に。 ここでブログを書き始めたのは、自分が日々経験した事を書き記して自分でも整理していきたいという想いとともに、中々世に出て…
今回はITツールに登録されたインシデントのデータを使ってデータを分析する事により、コスト削減を行った事例を挙げます。 今回の事例でのコストは要員の人的コストを示しています。あるシステム運用の現場で運用アウトソーサーとして前の業者から移管された…
本当はITIL関連の話を書こうと思っていたのですが、ちょっと休憩して人材育成系の話をします。 仕事において自分が成長できているか簡単に確かめる方法に興味がありませんか? それは過去振り返って二つの事を自問してみてください。まずここ3年間は随分前に…
前回ITILツールを導入する際はKPI設定に基づいて改善に向けて動く事が重要と述べました。 では、実際にどんな使い方ができるのかについて述べて見たいと思います。 実際に取り入れてる指標としては、リードタイムと遵守率です。 問い合わせは8時間以内、作業…
ブログを始めて一年以上たちますが、ITIL系の記事が人気があります。やっぱり検索で来てもらえるようです。 私はコンサルタントになる前にはITILツールのセールスエンジニア、マーケティングを担当してました。ツールの導入やカスタマイズのPMなども実施して…
最近は子育てに翻弄しつつ日々幸せな日々を送らせてもらっています。 日々成長を遂げる我が子が愛おしく、この子の為に親として何ができるだろうと考えたりします。 なんでコンサルタントのスキルの話で子育ての話からから始まっているのか。この書籍を読ん…
前回に引き続いて部下が成長しない理由について原因と対策を引き続き考えていきます。 組織が臨む成果を出すエースは少数派。 組織には考え方が異なる人が集まる。 成長の仕方には考え方が大きく影響する。 ではどう対策を講じるか。 現状私も実験的に取り組…
仕事の難しさを感じる時多くのケースで人の問題に行き着きます。 殆どの組織において、組織の臨む成果を出すエースというのは少数派となり、成果を出すと上に上がるため、課長クラスのミドルマネジメントはエース、部下は次期エースと多数のそうではない人た…
久しぶりにアップします。 今日は私が最近読んだ本の中で特にオススメしたい書籍を紹介します。 まずはこちら。Hit Refresh。Microsoftの現CEOのサティア・ナデラがGoogleやAppleに遅れを取ってから再興のするまでにナデラが考えた事、実行した事、そしてテ…
書店でふらふらと面白そうな本を探してたらこんな本見つけました。 ダークサイド・スキル 本当に戦えるリーダーになる7つの裏技 作者: 木村尚敬 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社 発売日: 2017/07/06 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブ…
最近この書籍を読んでいます。 Googleの運用管理ノウハウが詰め込まれている書籍です。 Googleでは運用を担当する人に50%ルールというものがあり、開発者が運用して、運用業務に当たる工数を50%までに減らすために自動化を推進する。 DevOpsで運用のフロント…
前回、ビジネス推進やマネジメント人材が育成できるのかという問答に対して、とある企業の事業部長が出来ないというある種確信をついた答えにどう応えるかという話をしました。 今回は続きです。実際に考えてどうでしたでしょうか。このケースの事業部長に同…
今日ある企業の事業部長と継続中の仕事の件で話したい時の話。 ただ直接の用件だけではと思い、私なりの御社の課題をまとめていきました。マネジメントの向いている方向や意識、考え方を探るためにもこう言った事は大事と思ってやっています。 そこで挙がっ…
著名な経済学者であるエディス・ペンローズが著者の『企業成長の理論』においてこう述べている。 企業の成長規模には限界はないが、企業の成長率には経営者の学習の速度に制約される。 これを経営的限界と表現している。 人間の能力には限界があるので、当然…
残業に関しては肯定的な人は少ないと思うけど、改めて構造的な欠陥があると感じた。 残業というか残業代というシステムだろうか。 まず一度もらってしまうと、生活の水準が残業ありきになる危険性がある。 残業が多い人は管理能力の無さを問われ評価が上がり…
前回ルーチンは創造性を破壊すると話しましたが、自分なりに創造性を保って行くための取り組みを紹介します。 創造性とは新しく何かを生み出す事だとした場合、創造性を発揮するという事には相応のパワーが必要だと考えられます。新しい事を始めるにはストレ…
現場のリーダーが日々の仕事が忙しいと、本来やって欲しいことをやってくれないという事はないだろうか。 これをハーバードサイモンは計画のグレジャムの法則として提唱しています。 【01Blog】計画のグレシャムの法則を考える「ルーチンは創造性を駆逐する…
前回前向きな議論によりPDCAが回らないと話しました。 誤解を招く表現ではありますが、前向きである事が悪いのではなく、前向き=本質に目を背けるを表しています。 PDCAに取り組むマネジメントレベルの方はそれなりに自分の考えを持っている事が多いため、…
コンサルとして組織に入り、その組織の強さを見るポイントとしては、私はPDCAが回っているかを見る様にしています。 今できない事よりも、この先もできる様にならない事の方が将来的なリスクは大きいと考えるからです。 では私なりに感じるPDCAがうまく回ら…
最近コンサルに入ると最初にサービスカタログを作る事が多いです。 ここでいうサービスカタログとは、顧客に対する提供サービスを一覧化したものではなく、自分たちの業務一覧を指しています。 技術サービスカタログと言っていいかもしれません。 なぜサービ…
前回に引き続き文化形成の話です。 前回組織を立ち上げる際には多くのルールなどが必要になると話しました。しかしながら、それを守る文化がなければルールも機能しません。 組織の成熟度が低い場合、個々の能力や献身で支えられるケースが多く、そういった…
組織の立ち上げを行うととにかくルールが決まっていない事が多く、コンサルはルール決めに奔走されます。 人によって何をエスカレーションして、何を自己解決で踏ん張るかの基準が異なったり、台帳に記録すべきデータの入力制度なんかも異なります。 特に今…
久しぶりの更新。 企業として書籍を作ろうと思うとす 凄くお金かかるのですね。 そしてPRの仕方の多様性にも驚き。 平積みコーナーに置くのもただではないと汗 本はかなり読むけども、手に取るまでのシナリオがマーケティングのカスタマージャーニーによって…
ITIL導入したいという事で声をかけていただき、仕事をする事が多いですが、結構誤解が多いので今日は意義とポイントについて事例を交えて述べてみます。 まずITILを導入する意義はどんなところにあるでしょうか。 押さえておくべきはシステム運用からITサー…
久しぶりにITILの話です。 今まで、ITILプロセスを導入してしていない企業がITIL導入したいから支援してほしいという相談があります。 今日はオススメの順番とITILに基づいてITサービスマネジメントに取り組むのであれば個人的に最低限取り組むべきプロセス…
官公庁の案件では調達仕様書という民間でいうRFPがバイブルとなって、その解釈によって利害の不一致が発生します。 曖昧さの残る表現となるので、官公庁としてはなるべく多くの要求を通したいですし、実施業者としては、範囲をコントロールしなくては、キャ…
久しぶりの投稿。大規模プロジェクトの参謀として睡眠時間を確保するのが大変な日々を送っています。 大きいプロジェクトだとどうしてもチームで仕事する必要があり、どうしてもチームの中には能力が高くないメンバーがいます。 コンサルタントの力量とはど…
本業とは別に、社内の研究会で自社の新規事業開発を推進するにはどうしたら良いかとかねてより研究しています。 そこで最初は新規事業開発の制度を構築してみようとトライしてみました。制度によりアイデアを募り、公式な検討の機会を提供する事で、今より新…